ぶちまけぶろぐ

メサイア好きすぎ芸人

推し事と呼べるのかは謎。

 

 

前記事にも書いたかもしれないのですが、自分はもう、推しの全てを追いかけるほどのオタクでもないし、たとえ推しが出ていようと自分が行きたいと思う作品にしか行かない、過去の自分が聞いたら怒りそうなオタクライフを送っている者です。

 

 

推しがデビューしてから数年は、それはもう狂ったかのように…どんな小さいイベントも、どんなに興味がない舞台も、地方でもどこへでも追いかけていました。当時は学生で動きやすかったということもあります。

 

社会人になり物理的に追いかけられないことが増えてから、最初は悔しかったりしましたがだんだんと「別に行かなくても好きなままだし、どうでもいいな」と諦めがつくようになりました。

 

それと同時に、一生懸命追いかけていた頃の精神状態はどうかしていたな、と気付きました。

 

自分は「推しだけがみれればそれでいい」人間じゃなかったことには薄々気づいていたんですが、このとき確信に変わった気がします。

 

推しくん、ありがたいことにデビューから今までずっと、たくさんのお仕事をいただいて毎日忙しそうにしていたので、それを追いかけるのもまた、大変でした。

 

それだけお仕事の数が多ければ、出演する舞台のジャンルも様々で…

 

この界隈で話題になる人気作品から、小劇場の客寄せパンダ、大御所俳優が勢ぞろいの舞台でほんの脇役、、、

 

でもやっぱり、自分に合わない作品もあるわけです。推しくん、はちゃめちゃにいい奴なのでどんな些細な仕事にも真摯に向き合い、全力で演じているからこちらも全力で見に行かなければならない。

 

でも、作品自体が自分の肌に合わない。それはストーリーだったり、推しくんが演じている役だったり、はたまた舞台のクオリティの低さだったり、運営に気にくわないことがあったりと様々でしたが、そういうことがあるたびに疲れてしまいます。

 

自分もよく言うし、よく言われていることですが、

「行きたい」から「行かなきゃ」に変わったときが潮時だと、、、

 

興味がないものに対して「行かなきゃ」って思うことって、本当にしんどいんですよね。

しんどくないし、それを生きがいにしている人もいるかと思うんですが、自分はしんどいと思ってしまうタイプです。

 

それでも、見に行けば推しくんは可愛いし、かっこいいし、来てよかったと思う(思うようにしている)んですけれどね。

 

 

 

今や、本気で追いかけている人からみたらただの茶の間状態ですが、自分的には幸せなオタクライフを送れていると思っています。

 

見に行きたいと思う、信頼できる作品に推しが出る。

 

そのときしか見に行きません。

これは…自分には合わなそうだな…と思ったら、推しくんには申し訳ないけど、誰に言い訳するでもなく、見に行きません。

 

 

一度離れてしまったときみたいに、疲れ果てて

推しくんのことを「どうでもいい」と思いたくないので。

 

 

見に行きたいと思った作品で見る推しくんは、やっぱり格別ですね。

どうせなら一番輝いている推しくんを見たい。

一番輝かせてもらえている推しくんを見たい。

 

 

昔は、推しくんのどんな小さな仕事でも応援してお金を落として、その場所にいることが推しくんのため!推しくんを本気で好きな証!などと思っていましたが、別に私が見に行かなくても推しくんは成長するし、世界はまわる。売れてない人だったら話は別かもしれないんですが、たくさんのファンがいて仕事が途切れない推しくんにしたら、私の存在なんていてもいなくても同じようなものなのです。でもそういったそぶりを一切見せなくて一人一人を大切にしてくれる推しくんが本当に大好きなんですけれどね!

 

 

 

過去の自分が聞いたらブチ切れそうなことをつらつらと並べていますが、そういった応援の仕方もあるんだろうな、と気づきました。

 

でも多分自分は推しを見るために舞台に行っている」んじゃなくて「舞台を見るために推しを作っている」タイプだったので、きっとこれが最良の選択だったんだろうな、と思います。

 

はてなブログを徘徊していると、このパターンの人間って少数派なのかな…と思うことがあるんですが、もし同じ気持ちの人がいるならば、どう折り合いをつけているのか是非教えていただきたいです。